可愛いだろーなぁ！
長毛の方が少ないから値段は折れ耳よりも高くなりそうだにゃ。
目次
スコティッシュフォールド(子猫)の価格相場はいくらくらい？
スコティッシュフォールドの子猫の平均相場はだいたい10～20万円が多いです。但し、条件によっては30万円～40万円近くまでする子もいます。傾向としては「立ち耳の子の方が安くなります」が、その他の条件によっては立ち耳でも20万円以上する子もいます。
あまりに安い子は先天疾患を抱えてるケースもあるので、「4 スコティッシュフォールドの値段の違い(ポイント)は？」を元に販売元にしっかりと安い理由を確認するのが良いです。
スコティッシュフォールドの赤ちゃんのペットショップでの販売価格は？
スコの子猫をペットショップで購入する場合、10～20万円程度が相場です。但し、条件によって値段は上下するので「4 スコティッシュフォールドの値段の違い(ポイント)は？」を元に色んな子を探してみるのも良いでしょう。
最近ではブリーダーから購入できる仲介サイトも増えているので、探してみて下さい。見学を可能としているブリーダーもいるのでなぜ安いのか？など聞いてみると良いでしょう。
ブリーダーからスコティッシュフォールドの子猫を購入する場合の平均価格は？
一般的にブリーダーから直接購入するとペットショップを挟むよりも安くなると言われています。ただ、これまではブリーダーもペットショップに販売するしかなかったんですが、現在では「ブリーダー仲介サイト」も多く、ブリーダーが購入希望者と接する機会が増えている為、必ずしも安くなる訳ではありません。
ブリーダーの中には(特にショー受賞者)少しお高くとまった人もいて、値段を吹っ掛けられたり上から目線の態度を取られる可能性もゼロではありません。もちろん全てのブリーダーがそんな人ではありませんが、中にはそういった人がいるという話しです。
本来であれば、ブリーダーは親の情報やその子の健康状態を一番知っているので直接会って話しを聞くのはとても良いことなんですが、中には上記のような理由で嫌な思いをしたりトラブルになっている人もいます。
スコティッシュフォールドの値段の違い(ポイント)は？
| 安くなる条件 | 高くなる条件 |
|---|---|
| オス | メス |
| 立ち耳 | 折れ耳 |
| 短毛 | 長毛 |
| 生後半年以降 | 生後3ヵ月以内 |
| ペットタイプ | ショータイプ |
| 血統 | |
基本的によく言われるのが上記の6つです。「ペットタイプ」と「ショータイプ」はブリーダーの中でのランク分けで、「ショータイプ」とはスタンダード(純血種の標準)に近い特徴を持った子で、「ペットタイプ」はスタンダードから遠く、ショーに出しても入賞確率が低い子です。
ブリーダーはもともとショーに出して入賞することを前提にブリードしています。その中で入賞できそうな子は「ショータイプ」として育ててショーに出場させますが、「ペットタイプ」に関してはペットショップに販売することが多いです。
また、ブリーダーは血統や性別・スタンダードに近いかどうかで値段を決める傾向が強く、入賞歴を持っている親の子は値段が高くなります。ペットショップは「立ち耳・折れ耳」や「短毛・長毛」など見た目の可愛さも値段に関わってきます。
成猫のスコティッシュフォールドの販売価格は？
スコの成猫の販売価格は月齢にもよりますが1歳未満だと5万円以内で販売しているところがありました。但し、成猫になるまで売れなかった理由があるかもしれないので販売元に月齢(年齢)以外の安い理由を確認した方が良いでしょう。
また、スコティッシュフォールドは人気種なので里親を募集している人がたくさんいます。里親に関しても、「飼い主が施設に入る」・「望まない妊娠をしてしまった」など様々な理由があります。「純血・雑種」や「立ち耳・折れ耳」など様々な子がいます。
ただ、通常10万円以上するスコティッシュフォールドがただで貰えます。そのまま貰い手がない場合は不幸な死を迎えることになります。これを踏まえた上で、購入か里親かを判断して頂きたいと思います。色々なサイトがありますが、譲渡には条件があります。
中には「ペットを飼ったことが無い人はNG」といったサイトもありますが、基本的には「転売目的NG・繁殖目的NG」など、当たり前の内容が多いです。(これ以上不幸な命を増やさない為のルール)これらに同意できないのであれば、失礼ながらそもそも動物を飼うこと自体考え直すことをおすすめします。
スコティッシュフォールドを購入する際の注意点まとめ
ここではスコティッシュフォールドを購入する際の注意点をまとめました。スコティッシュフォールドは遺伝疾患を発症し易い血統なので、安易に値段だけで決めると後々重大疾患が見つかりトラブルになることも少なくありません。これからスコを迎える方はぜひ読んでおいてください。
スコは遺伝疾患が多い種類
スコティッシュフォールドを迎える上で、スコティッシュフォールドの特徴でもある「折れ耳」が「軟骨異形成」という遺伝疾患(突然変異)によるものであることを十分に理解する必要があります。これによりスコティッシュフォールドは他の純血種と比べて骨や関節の病気を好発することが分かっています。
また遺伝疾患は折れ耳や骨の病気だけで奇形が多くなることも分かっています。特に多いのが内臓の奇形で、これに関しては獣医であっても外見からは判断が付きません。この為、イギリスやフランスではスコの繁殖が禁止されています。
また、スコティッシュフォールドの繁殖は「病気の固定化」・「虐待」とする団体もあります。スコティッシュフォールドの飼育を批判するつもりはありませんが、それだけ病気のリスクが高い血統で将来的に医療費の負担額も大きくなる可能性があることを覚悟して迎えて欲しいのです。
必ず定期的な健康診断を
スコティッシュフォールドに限った話しではありませんが、上にも書いたようにスコティッシュフォールドはとにかく病気の多い血統です。内臓疾患に関しては命に係わるケースもあるので定期的に検診を受けて、病気の早期発見・治療に専念して下さい。
成長過程で立ち耳になることもある
詳しい原因や時期については分かっていません。ブリーダーであっても後々立ち耳になるかどうかは判断が付かないと言います。せっかく耳が折れていて可愛いスコティッシュフォールドを買ったのに成長段階で立ち耳になってしまった…。という話しは珍しくありません。
生後半年で立ってしまう子もいれば1歳を過ぎて立つ子もいます。また、もともとは立っていたのに歳をとってから折れ耳になった(これは情報レベルです)なんて子もいるようです。原因が分かっていないだけに、「耳が立たないようにする方法」もないようです。
夏と冬で写真を撮ると耳の折れ具合が変わっていることがあるようなので、「暑さ」と「ストレス」が関係している可能性が高そうですが、きちんとした研究結果がある訳ではないので話し半分で受け取って下さい。本当かどうかは分かりませんが、エアコンで温度管理をしているブリーダーもいるそうです。
折れ耳は耳の病気にかかり易い
折れ耳は折れ具合にもよりますが耳の中が蒸れ易く、外耳炎や中耳炎を起こしやすくなります。立ち耳の子よりも耳のケアの必要性が高くなります。「頭を振る・よく耳を触ろうとする・頭の付近から異臭がする」場合は耳を広げてチェックし、耳垢が溜まっていたらケアしてあげて下さい。
「立ち耳と折れ耳」の値段についてもまとめました。